Webデザイナーの私が、Webデザインの仕事は役目を終えつつあると思う理由。これからのサイトは、人ではなくAIが読む

Webデザイナーの私が、Webデザインの仕事は役目を終えつつあると思う理由。これからのサイトは、人ではなくAIが読む

読了目安:約5分

私はWebデザインの仕事もしています。そのうえで、正直に書きます。Webデザインの仕事は、役目を終えつつあると思っています。最近、自分のサイトを自分で作ってみて、その思いが強くなりました。

動画編集の仕事はあと2年、という話を書いたばかりですが、今回はWebデザインの話です。同じく、私の独断と偏見による予想として読んでください。

目次

自分のサイトを、自分用に合わせて作った

最近、完成済みの曲を売るサイトを作りました。自分の音楽が聴けて、そのまま買える、小さなECサイトのようなものです。

作っていて思ったのは、これは自分で、自分用に合わせて作ったほうがいいな、ということでした。

以前なら、Webデザイナーに頼むか、ノーコードのサービスを使うところです。でも今は、AIと一緒に作れば、自分のやりたいことにぴったり合わせたサイトが作れます。テンプレートに自分を合わせる必要がありません。

そうなると、Webデザイナーも、ノーコードのサービスも、正直いらないと感じました。

サイトは「人が見るもの」から「AIが読むもの」へ

もうひとつ、もっと大きな変化があると思っています。サイトを見る相手が、人からAIに変わっていくことです。

今でも、何かを調べるときにAIに聞く人は増えています。AIがいろいろなサイトを読んで、まとめて、答えてくれる。私たちが見るのは、サイトではなく、AIが調べてくれた情報です。

これが進むと、AIが読むためのサイトがどんどん増えていくと思います。情報だけが、AIが読みやすい形で載っている。見た目のデザインは、ほとんど関係ありません。

デザインというのは、そもそも人の目に向けて情報を整理する仕事です。どこに目が行くか、どの順番で読むか、どう感じるか。でも、読む相手がAIになれば、その整理はAIの側でやってくれます。人の目に向けたデザインが必要な場面が、ぐっと減ります。

残るのは、ECサイトのデザイン

ただ、全部がなくなるとは思っていません。

ショッピングのためのECサイトは、たぶん残ります。商品を見て、欲しいと思って、買う。この体験は人がするものです。写真の見せ方や、買うまでの流れのデザインは、まだ人の目に向けて作る意味があります。なので、ECサイトのWebデザイナーは、まだまだ重宝されると思います。

一方で、会社の紹介ページや、ただのランディングページのようなものは、ほとんど必要なくなるのではないかと思っています。

チラシやポスターも、同じ流れに乗る

Webだけではありません。チラシやポスターのようなデザインも、同じ流れに乗っていくと思います。

今はまだ、AIが作る画像に違和感を覚える人も多いと思います。「これ、ChatGPTっぽいよね」「Claudeの絵の雰囲気が出ているよね」と分かってしまう。でも、それを見分けられなくなるのは、たぶん1年か2年先です。そこはもう、気にしなくていいと思っています。

ちょっとしたデザインの仕事、たとえばポスター1枚を作るような仕事は、いよいよ人に頼まなくなっていくはずです。

Photoshopの画面を、もう自分では触らない

私自身の作業も変わりました。

サムネイルの記事にも書きましたが、今はPhotoshopとAIをつないで、文章で指示して作っています。この先、自分でPhotoshopの画面を操作することは、たぶんもうないだろうなと感じています。

余談:それでも、デザインを学んだことは無駄ではなかった

ここまで書いておいてなんですが、デザインを学んできたことが無駄だったとは思っていません。

AIに指示を出すとき、何がいいデザインかが分かっていないと、良し悪しの判断ができません。手を動かす仕事は減っても、「これでいい」と決める仕事は残ります。動画編集でも、サムネイルでも、Studio Oneでも、私の仕事はどんどん「確認する人」になってきました。

デザインの知識は、作るためではなく、判断するために使うものになっていくのだと思います。

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