小中学校の連帯責任系の指導方法は間違っている!

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さて、今回の話題は

小中学校の連帯責任系の指導方法は間違っている!

です!

それではどうぞ!

目次

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連帯責任指導の現状

以前こんなお話を耳にしました。

とある中学校にて、物損事件がありました。

どうやら3階西側のトイレの扉が壊れていたそうです。

見つけたのは教師で、生徒が誰も名乗り出ないでいたことが問題になりました。

教師たちは会議を開き、そこで「物の大切さ」を教えるため”連帯責任”で名乗り出るまで全校集会をすることが決まったそうです。

もちろん東側1階の教室の生徒も含みます。

その集会は長く続きました。

「全員目を閉じて、壊したものは手をあげてくれ」

結局誰も名乗り出ませんでした。

らちが明かず集会はおひらきになりましたが、その後も各教室で同じようなことが行われました。

そこでも結果は同様でした。

それから教師たちは「アンケートをとる」と言い出しました。

生徒たちは皆「名乗り出たほうがいい!」という意見を紙に書きました。

 

終わりです。

反対意見

私が生徒だったら、こんなの名乗り出るわけない!と紙に書いたでしょう。

いわば、ただの犯人探しな訳です。犯人は追いかけられたら逃げますよそりゃ。

それに舞台が中学校ですから余計逃げ隠れるでしょう。

学校という社会の中で1度犯人扱いされたら学校生活に師匠をきたすと誰もが予想できますよね。

教師が行なった「アンケート」でやっているのは”犯人探しが正しい行いだ!”という洗脳です。

悪いことをして犯人を探し出すことは大切です。

しかし今回は「物の大切さ」を教えることが本質なはずです。

結局犯人も分からないし改善もしていないわけですから、次も同じことが起こるでしょう。

以前はこれで「物の大切さ」が伝わったのかもしれませんが、連帯責任による教育は現代において、もう通用しない古典的なやり方になったのではないでしょか。

改善方法

私が提案するのはこのような連帯責任的措置ではなく、共存的措置です。

学校側が強者で生徒が弱者という構図を一旦やめて、双方が同じ立場であるとしましょう。もしかしたら、教師の誰かが壊してしまったのかもしれないし、老朽化で壊れたのかもしれません。その場合、生徒に非は全くありません。むしろ、老朽化に気づかない学校側か製品が不良であるにも関わらず販売した業者側が謝罪すべき内容です。

このように立場を同等にすれば新しい観点からの意見を見いだすことができます。

また、今回の例の場合は、学校側の言い分はこうすべきです。
「壊れやすいトイレの扉をつけてしまって申し訳ない。また、整備を怠っていたのは学校の責任だ。みんな怪我がなかったかどうか本当に心配です。いつ頃から壊れ始めたのか情報が欲しい。学校をより良くするために、みんなに協力して欲しい。情報提供をお願いします。」

これでアンケートをとれば万事解決です。

これまでの連帯責任的措置ではあからさまな強弱関係が存在します。証拠もなしに生徒が壊したということが大前提で話が進んでいきますから、これがいいわけありません。

柔軟な発想

私が今回もっとも伝えたいことは「柔軟な発想をしてほしい」ということです。

新しい発想は初めは潰されてしまいます。出る杭は打たれてしまいます。出てきた杭がとても良いものだとしても、出たものは打つという国民性なのです。

この国民性が何を生み出すかというと、ペナルティです。

皆様も記憶に多いと思います。例えば宿題を忘れたりなんかした日には倍になって返ってくるのではないでしょうか。これがペナルティです。

ペナルティは強制力を持っています。2度宿題を忘れてやるものか。と思うでしょう。

しかし、この考え方ももう古いのかもしれないのです。

そこで私が提案するのは、”ペナルティ「もう何もしてあげないから」を与え、逆にできたらご褒美を与える”というものです。

もし何もしてもらえないと気づいたら、見捨てられたと思うのではないでしょうか。見捨てられることは宿題が倍になることより嫌なことです。しかし、ペナルティ感はかなり薄いです。

宿題に例えると、「宿題全部忘れてきたの?!じゃ今回は宿題出してあげないからね。一人だけ遅れてしまっても知らないよ。ご両親にも伝えておきます。」といったところです。

そしてこれを伝えられた人は、自分でどうすべきかをしっかり考えるでしょう。そして、少しでも自分で考えた行動をしてきたときは、褒めちぎるのです。ご褒美もあげちゃいます。

もちろんこれは全ての人に当てはまるやり方ではありません。

私が伝えたいのは「柔軟な発想」です。

まとめ

これまでのやり方が変化する時代です。

どんどん「多様化」していく世の中で育つ子供達が次の世の中を作っていきます。

日本の宝、子供達を殺さない教育を目指していきたいです。

教育者でもなんでもない私のたわごとでした。

私も世界共通言語「音楽」を使った教育を目論んでいる人の一人です。

日本の未来は子供達と教育者にかかっているといっても過言ではありません。

教育者を育てる教育者もまた大切です。

大人が一丸となって日本の未来を作っていきましょう

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