思想

日本のポップス音楽シーンを世界に

どうも、村脇です。今回の記事はなかなか強気のタイトルにしてみました。

日本のポップス音楽シーンを世界に

ということで、私の思想に基づきどう行った思考でこの結論に至ったのかを説明します。尚、これ以降はアレルゲン物質「自己満成分」ならびに「思想成分」が非常に濃くなっております。アレルギーをお持ちの方はぜひブラウザバックで他のコンテンツをお楽しみくさいませ。

目次

「下手でも売れちゃう」はもうやめようぜ

虚栄心という言葉があります。またかも自分が強者になったかのように振る舞うこと、またそうしたいと思うことです。私の知る限り人間は平和を好む戦争者です。自身の平和を求める思いが強すぎるせいで、他者を傷つけてでも平和になりたいと思ってしまうのです。この性質の中には競争心が潜んでいます。自分が勝者となることが喜びであるというものです。競争心は人々の営みを活性化させるための最も大切な性質の一つであることは間違いありません。しかし、少し使い方を間違えるだけでそれは虚栄心に変わってしまうのです。競争心の残りカスのようなものです。勝者となる喜びを、他者を蹴落とすことや見下すことで得るようになってしまうのです。人間は幸せを感じるために生きています。その幸せを感じる源が虚栄によるものであった場合ほど虚しいことは他に一つもないでしょう。

虚栄心の中に「目立ちたい」という思いがあります。これはSNS依存の問題にも繋がるものです。例を挙げるとすると「いいね」についての話が最も適しているでしょう。現代人はお金よりも「いいね」の方が欲しいのです。極端な言い方で偏見じみているように聞こえるかもしれませんが、事実です。無論、全ての人がそうではないということはー。

芸能人という目立ちたい界隈での最高峰が存在します。芸能人の方々も初めは目立ちたいという思いから活動を始めた方も多いのではないでしょうか。やっているうちに誰かを喜ばすことが自分にもできると、自分の価値を自分で信用できるようになってきたのでしょう。

芸能人を目指す人は常に一定数存在します。そのうち本当に芸能人になれる人の確率は非常に低いです。仮に芸能人に慣れたとしても、活躍している人はさらに一握りです。この事象の原因は覚悟の差です。一般人と人前に立つ人たちとの差が最も顕著に現れるのが覚悟の部分です。目に見えない部分なので余計にわかりにくいのですが、芸能人にはこの覚悟が確実に存在します。何事にも言えてしまいますが、生半可な覚悟であるのであればやらないほうがましです。

しかし、生半可でもやってみたらうまく行ってしまったパターンも例外的に存在します。あくまでも例外的なのですが、それを勘違いしてしまう人が非常に多いです。社会的なリテラシーはどうなっているのでしょうか。甚だ疑問に思います。これは世間が悪いわけでは無く、音楽業界芸能業界の下層部分が悪いのでは無いかと私は推測しています。

中途半端な技術で人前に立っていることを「接しやすい」「近所にいる感じ」などといい風に捉えているアイドル。同じような曲を演奏する同じようなメンバーの同じようなバンドが1日のステージでなんども出演する様子。ダンスボーカルグループの多様性の無さ。これら全て、下手でも売れちゃう音楽業界が作り出したのです。

日本のポップスシーンのみならず、音響業界では日本は世界でもトップレベルの水準です。エンジニアは優秀な人がいるということです。作家も十分優秀です。

演者が最悪です。

努力する覚悟と上手くなければ売れない世の中があってこそ、業界の発展が見えてくるのです。このままではいつまで立っても夜は開けないでしょう。

音楽は趣味でやったっていい

18歳、高校3年生の音大志望の中流家庭の青年がいたとします。彼は幼少の頃からピアノを習っているが、音大に行くのは家族にも学校にも反対されました。音大以降の将来の展望が望めないからだそうです。合わせて学費の負担も理由に挙がったようです。

70歳、女性。ピアノを習い始めたそうです。彼女は音楽を習った経験は無いそうです。彼女は「こんなに楽しいなんて、一生ピアノを引き続けるわ」と担当の先生に言ったそうです。

いろいろな形があります。日本人の音楽に対する風潮で、「音楽で食べていけるようになるには大変なんだからやめておけ」というものがあります。1つ目の例であげたのがこれです。対して2つ目の例は趣味として成り立っている音楽です。挙げたのは両極端な例ですが、そもそも趣味で音楽をやっている人って少なくないですか?

音大卒なら音楽関係の仕事をしなければいけない!なんて誰が決めたんでしょうか。この風潮には商業音楽に翻弄された人々の叫びが込められているように感じるのです。私たちはCDを売り買いしているのでは無く、音楽の価値にお金を払って幸せをもらっているのです。

音楽は趣味でやっても人々に十分な幸せを与えます。音楽業界は音楽にもっと敬意を払うべきなのです。

芸術について考えてみたことはあるかい?

衝撃を受けた音楽、絵画、書、彫刻、なんでもいいです。とにかく誰しも一つはあるはずです。その衝撃を自分に与えてくれた芸術を思い浮かべてください。そしてその衝撃を受けた瞬間より前の自分と、それより後の自分を比べてみてください。明らかに違う人間であることに気づくことでしょう。芸術とはそういうものです。

誰かが残してくれたことで、誰かが良くも悪くも変化するのです。私たちは変化しなければなりません。変化し、幸せを感じなければならないのです。

不安ばかりの世の中を幸せな状態に変化させることができるのはもはや芸術だけなのです。芸術こそ人類の作り出したもっとも偉大な物事なのです。

これは考えすぎですが、この考えが根本にあることをわかっていたら稼げない風潮は現代日本には存在しないでしょう。

まとめ

日本の音楽シーンは汚れています。本物がなかなか出てこないです。前衛的で尖った音楽を日本中で聴ける日がくることを心から祈っています。

そして私が除染をして見せます。

音楽業界に宣戦布告です。

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