村脇史上初の全国流通CD!そのマスタリングの様子をリポートします。【気まぐれ日記】

こんにちは。ワキワキこと村脇優です。
今回の記事は気まぐれ日記の第二代にふさわしい内容となっております。
そして音楽業界へ進出したいと考えているあなたにとっても有益な情報となることでしょう!

ほんでもって、スーパーマニアックですので!気をつけてね!

それでは

マスタリングリポート in JVCマスタリングセンター代官山

スタートです!

※マスタリングについて詳しく知りたい場合はググってね。

目次

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ざっとマスタリングの説明

マスタリングとは発売するCDの原本を作ることです!

発売されているCDは原本を何枚にも複製しているんです!(そんなこと知ってるかw)
その根本のデータをDDPとう形式にし、プレス工場に持っていくとCDになるわけなんですね!(DDPについてはググってくれ!w)

ミックスダウンした24bitで48kHzのWAVデータを持って行って、マスタリング専用のスタジオでマスタリングをしてもらいました。

スタジオの様子

今回訪れたスタジオは代官山にあります、「JVC Mastering Center」という場所です。

とてもおしゃれな雰囲気の住宅街にあるビルの地下一階です。

A studio、B studio、C studioの3つがあり、それぞれのスタジオに1人のエンジニアさんがいらっしゃいます。マスタリング専門のエンジニアさんは日本でも数えるほどしかいないようです。

その中でもCスタジオのあるお方は、アナログ盤(レコード)の原盤を作ることができるそうです。かなり昔から日本のマスタリング業界を支えてきた方らしいです。まさに重鎮ですね。驚き桃の木山椒の木。レコードを出版したいアーティストが流行的に増えているそうで、当たり前のエンジニア不足だそうです。ふた昔前の技術が流行るとは誰が予想できたでしょうか。だからと言って、新しい人材を育て、機材を導入したところで、レコードの流行が収束してしまうかもしれないわけです。アナログ盤マスタリング業界は現状維持で進んでいくそうですよ。

部屋の様子は写真が撮れなかったので、スケッチしましたw

※画像修正中ですさーせん。

作業内容

作業内容を出来るだけ、わかりやすく書いてみますん!

まずは私が事前い送っておいた24bit48kHzのWAV形式のデジタルデータを1つ目のPCに読み込みます。

次にそのデータを専用の機械を使って、アナログ信号にします。

アナログ信号になった音を、2つ目のPCににある専用のソフトに、専用のオーディオインターフェースを使って録音します。(専用専用うるさいね。ごめんね。)

この段階で1回目の確認をします。

確認の仕方は簡単です。
スピーカーの前の椅子に座って、聞く!だけ!

次にマスタリング処理を施します。
1つ目のPCでエフェクトをかけます。

マスタリングのエフェクトはとても地味です。
主にイコライザーとコンプレッサーとマキシマイザーです。
これだけです。だしの旨さで味が決まる的なあれです。

エフェクトをかけた状態で、アナログに変換し2つ目のPCに録音して完成です。

今回のCD収録曲はシングル盤なので2曲です。
2曲中1曲をマスタリングし終えると、それを基準に2曲目をマスタリングします。

2曲目も同様にして処理を済ますと、次は曲間を設けます。
今回はだいたいどのCDにも使われている2秒の曲間を設けました。

ここまででだいたいの作業は終了です。

そのあとに、DDPを作成してデータ漏れがないかチェックして、DVD-RとCD-Rに原本とサンプル音源を焼き込んで終了です。

ここまでで大体3時間ほどでした。

かなり専門性の高い業務内容じゃね〜か〜!!!と思いました。

まとめ

今回の気まぐれ日記はかなり有意義なものになったなと我ながら感じています。

ネット上にあまりない内容かつ赤裸々で具体的で、それでもってマニアックです。「ネットの情報は鵜呑みにできない」という大前提の中、信ぴょう性を高めていくには具体的見解と辻褄のあったアカデミックな説明が必要不可欠です。しかし、それと同時に明快で理解が簡単であることも最低条件と言えます。その条件を満たしつつ、記録ができたかなと思います。

マスタリングセンターでの経験は私のミュージシャン人生において、エンジニア人生において、芸術家人生において、それぞれ別々の刺激となって吸収されることでしょう。

いつもより多めに経験値もらたったわい。

 

2019.4.25

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