【消去覚悟】実質日本の音楽賞はお金で買えちゃうって話

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音楽賞がお金で買えちゃう仕組み

国内の音楽賞の中で一番お金で買いやすいのは「日本演歌歌謡大賞(旧 有線大賞)」です。多少は手間が掛かりますが、可能です。

まずはインディーズレーベルを立ち上げて、アーティストをデビューさせます。CDの流通に乗り、著作権委託も済んだ状態の楽曲を有線で流れるよう手配します。ここまではインディーズレーベルなら難なく進められます。

そして自社で有線を契約します。契約すると店舗番号成るものが渡されます。その番号を持って有線にリクエストが可能になります。この作業を繰り返し繰り返し行って、日本一リクエストを多くすれば見事”受賞”です。

一般人からしたら大変そうですが、企業単位でお金を掛けられれば無理ではなさそうですよね。これが私のいう「お金で買えちゃう」なのです。

音楽賞の種類

出典:Wikipedia

これらの中で、純粋に売り上げ順であったり分配料順であったりする賞は、自社でお金を支払えばランキングに乗せることができます。

投票なども、投票者をお金で買収すれば可能です。

たまに新人賞なんかでどう見ても「出来レースで出てきた」感満載の歌手がテレビで中身のない楽曲を披露していますが、業界の中で”腐った行為!”が行われていることが想像できます。憶測なので本当かどうかはわかりませんが。名誉毀損で訴えられそうですねw

私が音楽業界で見たもので一つ確実に言えることは「自社買いはかなり多く存在する」というものです。誰がどこでどのようにまではお話しできませんが、確実にこの目で見ました。

日本国内に純粋なランキングは存在するのでしょうか。消費者の購買意欲を掻き立てるためのランキングに権威は全く存在しないと捉えています。

お金で買えない賞

ランキングを加味しない賞は賄賂でも渡さない限りお金で買えません。賄賂もなかなか渡せないのではないでしょうか。お金で買えない賞まで八百長がまかり通ってしまっては本当に日本の権威の価値は無いに等しいという評価を下さざるをませんね。

お金で買えない賞は「権威者の誰かが聞いた中で良いもの」を選んでいくやり方のものです。クラシック方面の賞はこの文化がありますよね。だからと言ってクラシック業界も捨てたもんではありません。しっかりと腐敗の匂いが立ち込めています。

「本当の本当に誰が見て凄いと思える人が選ばれるべき賞」がお金で買えない賞であるべきです。

日本の権威の力不足

「海外で評価されている」という文言を見るとなぜか信頼度が高い気がしませんか?それは日本の権威が如実に不足していることが背景にあるのです。

世界で最も進んだ音楽は米・英です。英語圏の優位性という考え方はこのグローバル化の波で関係なくなりました。米・英のやり方、流通、マーケッティングを踏襲するか、もはや米・英で音楽をやるかしか「本当の本当に誰が見て凄いと思える人が選ばれるべき賞」は手に入らないでしょう。この国では新たに厳正な審査をするための期間を作らなければなりません。

サントリーの財団ばかりが力をもつ日本の音楽業界はその力関係からひしひしと腐敗の空気が漂ってきています。

知らない人の方が多いからといって、やって良いこととやっていはいけないことの判断がつかない大人が多すぎます。いつでもお天道様はあなたを見ています。

まとめ

逆に考えたら伸び代しかない。現状では、日本語ポップスが全米で評価されるにはアニメの力を借りるしかありませんが、それは上に這い上がる以外の選択肢が無いとも捉えられます。

日本語ポップスがグラミー賞ノミネートの常連になる日は来るのでしょうか。

 

 

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