【ワキワキ楽曲評論#3】シン(阿部サダヲ)&ふうか(吉岡里帆) あいみょん(作詞・作曲)『体の芯からまだ燃えているんだ』

こんにちは、音楽プロデューサー1年生の村脇優です。今回も厚かましいこと限りなく、音楽評論をしていきます!(お前何者なんだよって人はぜひプロフィールをご覧くださいませ。)

今回のが曲はこちら!

『体の芯からまだ燃えているんだ』

映画「音量を上げろタコ!」の主題歌です。リンクは下のボタンからどうぞっ。

YouTube公式ページ

今回はコード進行については触れていないので詳細を知りたい方はこちらからどうぞ。

目次

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日本人が好むロックサウンド

わかりやすいこと限りない音色。誰もが耳にしたことのあるバンドサウンド。まっすぐな想いが乗っかっているぞ!ということを伝えるにはもってこいのアレンジですね。ロックバンド関係の映画の主題歌ということもあってバッチリのプロデュースですね。私がプロデューサーでもこの方向のアレンジにします。

ビジネス的な要素を含めて話すと、結構重要視されているのは動員人数なんですね。はっきり言ってしまうと、どれくらい儲かるのかってことです。この映画を製作するにあたってかかった費用の回収するのは当たり前ですし、関係者全員がボランティアでやっているわけでもないですし、営利的であると言えます。この事実と音楽のエッセンスを混ぜて考えると、日本において売れる音楽映画の音楽ジャンルは「ロック」系の音楽になるわけです。

日本で常にランキングトップのミュージシャンはロックバンドです。アイドルもまたランキングトップの常連ですが、彼らもまたロック系の音楽である場合が多いです。R&BやHIP-HOP、民謡やカントリー、室内楽などのクラシック音楽、ジャズミュージックなど、様々なジャンルがありますが、この国ではポップスとロックだけがずば抜けて人気です。

このような国民性の中で、映画「ドリームガールズ」のようなものを放映してもウケないでしょう。時代と国民のニーズに合った映画を作るとなると「ロック」を題材にした映画が好ましいことはそれほど考えぬかなくてもわかることです。

吉岡里帆さんの歌がイイ

歌い出しのデュエットは圧巻です。

吉岡里帆さんは2013年より女優として活動を開始されました。これまでの5年間で様々なドラマやCM、映画に出演されていますが、歌を披露したのは初めてではないでしょうか。(私のリサーチ不足で初めてでは無いかもしれませんが。)

可愛くて、演技が上手で人気がある。さらに、歌ったら上手い!

私が声を大にして言いたいのはこの「歌ったら上手い!」の部分です。何がどうして強く言及したいかというと、歌が上手いことをひけらかしてきたわけではなく、やってみたらできちゃったわけでもなく、いい声で上手く歌える努力をした人の声!なんです。これを言いたい!伝わってますかね?語彙力不足ですねw。

好印象すぎます。同じようにして、土屋太鳳さんも好印象です。伝わりますかね?

ちゃんとやってんすよ!音楽を!女優だからとか本職じゃ無いからとか言い訳できるのに、それでもちゃんとやってんです。証拠がこの動画です。

生歌でこのクオリティ!!!!

素晴らしいです。上には上がいるでしょと言われてしまったらそれまでですが、並々ならぬ努力を感じました!少なくとも私はとてつもない尊敬をしています。

作曲者と歌唱者二人の相性がイイ

今話題の女性アーティストと言えば、そう「あいみょん」さんです。「愛を伝えたいだとか」を初めて聴いた時の衝撃は忘れません。そんな彼女がこの曲を書いたということで、話題性大爆発ですね。

あいみょんさんと阿部サダヲさんと吉岡里帆さんの声域に注目してもう一度「体の芯からまだ燃えているんだ」を聴いてみてください。私はこんな風に考察してみました。

あいみょん 女性にしては声が低め。
阿部サダヲ 男性にしては声が高め。
吉岡里帆 平均的な声域。

あいみょんさんの声が低めなため、平均的な声域をもつ女性が歌われるときっと低くて出しずらい部分があると思います。「体の芯からまだ燃えているんだ」を聴いていると、吉岡里帆さんのパートで歌いづらそうだなと思う部分があると思います。しかし、それは阿部サダヲさんにとってはアドバンテージです。男性なので、高音になればなれるほど声の通りかたや伸びは女性には敵わなくなりがちです。ですが、彼の場合はもともと声が高めなのもあって、2番のAメロなんかはバッチリです。そして二人のユニゾンになればしっかりと高音もこなせる。この曲は阿部サダヲさんしか歌えないのかもしれません。

まとめると、さんにんの相性がバッチリですってことです!女性の平均的な声域まで出る阿部サダヲさんと少し低めの声のあいみょんさんそして、メインボーカルで声がいい吉岡里帆さんで絶妙なバランスが取れています。プロデューサーさん天才です。いしわたり淳治さんがプロデュースされていますね。日本を代表する音楽プロデューサーの一人です。要チェックです。

まとめ

私はロック系統はとても疎くて、とてもじゃないんですが評論なんてできる立場ではないんです。ですが、そんな私がこの曲は見逃せないぞと、記事にする他ないぞと、そんな心理状態になったわけですから、それはそれはすごいエネルギーが渦巻いているのでしょう。

映画「音量を上げろタコ!」は必見です!

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