Ice

詩曲:村脇優

本来鳴らすことのない
広大な脳裏のドアのチャイム
目を閉じて直会

どうだい?
期待したような
豪快な物語はもう無いや
空の彼方で三礼

初めて触れた夢
その手で掴んだとして

何もない理路動かしても
派手な喝采声浴びても
残らないの
溶けてくの
本物の記憶はいつも
心の奥底に独り
まるで一粒だけのIce
いつまでも君のそばに居る

通り過ぎた日々はきっと
片隅の一欠片になって
あなたの躯体の一部と合って
重なり繋がる

アネモネの花は白と
黒との狭間を二度と
彷徨わないの
私が決めたの
定められた迷いの嘘も
自ら踏み出した過去も
まるで一粒だけのIce
いつまでも君のそばに

何もない理路動かしても
派手な喝采声浴びても
残らないの
溶けてくの
本物の記憶はいつも
心の奥底に独り
まるで一粒だけのIce
いつまでも君のそばに居る

本来鳴らすことのない
広大な脳裏のドアのチャイム
目を閉じて直会

どうだい?期待したような
豪快な物語はもう無いや
空の彼方で三礼

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次