音楽クリエイターの村脇優です。
今回のテーマは[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#f3f3f3″ bordercolor=”” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″ myclass=””]知識がなくてもDAWとSpliceだけで作曲ができる時代[/st-marumozi]です!
是非最後までお楽しみください!
目次
作曲に必要なのはDAWとSpliceだけ?!
2020年現在において私が思う「面白い作曲方法」とはどのようなものがあるのかを考えてみました。
結論から述べますと、作曲に必要なのはDAWとSpliceだけなのではないでしょうか。DAWの操作方法とSpliceからサンプルを集めてくるセンスがあれば、それらを組み合わせるパズルのように作曲ができます。
極論ですが、心地よいサンプルの組み合わせに音楽理論はいらないのではないでしょうか。
面白い作曲とは
アーティストとして自分の曲を作る場合、クライアントから受注を受けて提供する楽曲を作る場合、CMの音楽を作る場合、ゲームのBGMを作る場合など、作曲といっても様々な状況のバリエーションがあります。
これまではこのような場面において、音楽理論を用いてどのような音楽にしたいか、印象を決めていくと思います。コード進行やメロディーの入るタイミングなど、様々な技法があります。それらの引き出しから組み合わせていくのです。
しかしながらこのやり方に100%傾けてしまうと、自由度が引き出しの数に比例してしまうのです。それに、作曲をする前に引き出しを作ることから始めなければなりません。これは「面白い作曲」と言えるのでしょうか。
反対の100%に傾けてみます。理論は解き放ち、感覚だけでパズルのように素材を組み合わせる作曲の方法です。そこで必要なのはDAWのそさ方法とSpliceでサンプルを漁るセンス、それからパズルのセンスです。このやり方であれば、自分の引き出しの制限によって表現の限界に達しません。パズルで完成した楽曲をあとで蓋を開けてみたら、自分の引き出しにはなかった音楽理論や技法が使われているかも知れません。
自由になるイメージです。自由と言うと”自分の好きなようにやる”のが主なイメージとして存在していると思うのですが、作曲においての自由は「自分という固定概念から解き放たれる」ことに意味があると思うのです。
今回は仮にこれを「面白い作曲」と定義づけます。
サンプルを堂々と使おう
結局はここにたどり着きます。サンプルを堂々とつかう世の中が生きやすいよ!
自分の話になってしまいますが、私は音楽理論を誰かに教わったわけではなく自分でコツコツと勉強してきました。故に基礎的な部分が抜け落ちているとも捉えることができます。しっかり学んで育ったミュージシャンに対し少なからず劣等感を感じながら活動をしているのが正直なところです。
しかし、EDMの流行によって音作りから打ち込み生音ライン入力を自炊しない考えが生まれました。まさにサンプル時代の到来です。
つまり、もう劣等感を感じなくても良いと自分に言い聞かせられるきっかけを見つけたのです。私は理論も少し交えた「面白い作曲」によって曲を作っていこうと思えたのです。
作曲のハードルはもう低い時代
作曲というとお堅いイメージで、できる人はすごいと思われがちですが、今はそんなことはありません。DTM業界の発達によって音楽の知識がなくても誰でも作曲を楽しめるようになりました。ハードルはもう高くないのです。
まとめ
「面白い作曲」で新しいミュージシャンが劣等感を感じることなく、たくさんチャレンジしてたくさん失敗して、より面白い音楽が日本から世界に発信されるようになる世の中になるよう活動していけたらと思う今日この頃です。
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