この記事は『ライブにおける正しいピッチ補正の使い方』の続きです。
目次
ボーカルにもエフェクターがあります
ライブでよく見るのはギタリストやベーシストが足ものとスイッチをカチカチ押して音色を変えるアレ。アレは足元のエフェクターをその場でつけたり切ったりしてライブ演出をしています。
あのエフェクター、実はボーカル用もあるんです。ボーカルも足元でカチカチと操作してかっこいいライブ演出に取り入れてみてはいかがでしょうか。
定番機材はこんなラインナップ!
TC-HELICON(ティーシーヘリコン)製『VoiceTone C1』
これはど定番機種。見た目はこんな感じ。青いコンパクト野郎。身長高い人の掌くらいのサイズ感。
マイクインにマイクを入れて、マイクスルーから出力します。真ん中に付いている銀色のボタンがエフェクトのON/OFFです。上の三つのつまみは、左から調、ケロケロ度、カエル度(千と千尋の神隠しより)です。機能はピッチを調に合わせるだけのいたってシンプルな仕様。
値段だはどの時期でも大体15,000円くらいです。割と手が出しやすい。
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BOSS(ボス)製『VE-20』
これも定番機種です。みためこんな。赤くてちょいでか。顔くらいの大きさ(人によるけど大体それくらい)。両手で持ってね。
またまたマイクインから入れてスルーから出して、エフェクターのスイッチを押してON/OFFです。今回はスイッチが二つありますね。これはハモリもできます。ピッチ補正+ハモリでなかなか面白い声が作れます。知りたかったらYouTubeでしらべれ。海外YouTuberが教えてくれてる。
値段はどの時期も25,000円前後じゃないすか?ちょい高め。
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BOSS製『VE-5』
手元で操作する系も一つ紹介。色は赤と白。最近流行ってるでかめのスマホくらいの大きさ。ファブレットだっけ?見た目はこんな。
またボスさんのエフェクターです。ボーカルエフェクトはティーシーかボスですね。このエフェクターはマルチエフェクターですので、ピッチ補正だけではなく、手元でディレイやリバーブなど、またはルーパーとしての昨日も搭載しているすごいやつです。
これもお値段25,000円前後ですね。はい。
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私はVoiceTone C1が欲しいです
恵んでくださいな。なんてね。
なぜこの中で一番機能の少ない機種を私が選ぶかというと、その理由は用途にあります。ライブはライブハウスや野外会場での仕様に精密機械を持ち込むということはそれだけ壊れる可能性が高まるということです。耐久性の面で、機能が少ないものの方が構造がシンプルが故に壊れにくいという特徴があります。こういった理由から私はこれを選びます。
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