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初心者による編曲の傾向と対策

こんにちは。毎日近所のIKEAでWi-Fiを借りて執筆しております。最近はIKEAの会員の特権である"午前11時までドリンクバー無料"を使いまくっております。ひどい時は1日に2回もきてしまっています。居心地がいいんですよね。コンセントもあって仕事に集中できます。

さて、今回の記事のテーマはこちら!

初心者による編曲の傾向と対策

赤本みたいですね。私も赤本お世話になりました。それではどうぞ。

目次

初心者が編曲で陥りがちなことー傾向ー

音多すぎ!

これです。本当に。

私もそうでした。

編曲やトラックメイクをやってみようと思い、GarageBandやStudioOnePrimeなどの無料DAWを開いてサンプル音源を並べてみるとわかると誰もが体験するあの「空白の広さ」。あれが音を増やさせる原因です。DAWを開くと、トラック(楽器)数が無限に増やせることに気づくと思います。さらに横方向にも無限に曲を作り進めることができます。1つのトラックにはシーケンサーを使って信号を無限に配置することができます。この「空白の広さ」は初心者にとって、とてつもなく広大な土地に感じるのではないでしょうか。

この空白が何をもたらすかというと、いつも聞いてる曲とのギャップです。

いつも聞いている曲のように曲を作っていくことをイメージしている状態で、1つ音を配置して再生してみると、その程遠さに驚くと思います。それもそのはず。いつも聞いてる曲はプロのマスタリングエンジニアによる精巧なマスタリング処理がされているのです。隙間などあるはずがありません。じゃあマスタリング勉強しないと、曲が完成しないんじゃない?!と思うかもしれませんが、初心者はマスタリングなどほおっておいて大丈夫です。

このギャップを埋めていこうとするが故に、音が増えていってしまうのです。しかし、音をいくら増やしても隙間が埋まった気がするだけで、全体の周波数の分布を見ると埋まっていない箇所がまだまだあるという状態なのです。

初心者において陥りがちなことは、「音を増やしすぎてしまうこと」です。その原因はいつも聞いている楽曲に近づけたいけど、自分の作る曲はスッカスカな感じがして、それを埋めるために音を増やすという思考回路になってしまっているためです。

引き算を楽しもう!ー対策ー

いつも聞いている音に近づけるためには、音を増やしても埋まらないので、マスタリングやミキシングなどを学ぶ必要があります。だからと言って、対策が「マスタリング、ミキシングを学べ!」ということではありません。安心してください。

引き算を楽しもう!

これが対策です。大事な言葉を二つ並べました。1つ目は"引き算"です。音が増えすぎてしまっても構わないので、そこから音を削っていってどこまで減らせるかやってみましょう。2019年現在のトレンドは"音数を減らしてどこまで1音1音にこだわれるか"というところにあります。引き算をすればトレンドにも乗れて、楽曲もスタイリッシュになって初心者が陥りがちなことにも対策ができてしまうのです。

もう一つの大切なことは"楽しむ"ことです。音楽という文字の通り、楽しみましょう。なんなら音が増えすぎてしまってもそれはそれで構いません。楽しければそれで大丈夫です。しかし、もっと楽しんで欲しいのです。初心者から脱出して中級者になるとまた世界が違って見えます。ぜひ引き算を覚えて、トレンドに乗って、編曲やトラックメイクをより楽しむ方法を楽しみながら模索してみてください!

まとめ:試行錯誤の回数がそのままスキルになる!

私もトラックメイカー、アレンジャーとしてのキャリアはそれほど豊富ではありません。編曲やトラックメイク歴は3年目といったところでしょうか。しかし、プリプロを150作品以上生み出してきました。そのうち何曲かは流通している音源です。

何が言いたいかというと、試行錯誤をどれだけしたかがそのままスキルになるということです。100曲作ったとして、それらは全て別の曲な訳ですから、それぞれの曲を良くするにはどうしたらいいだろうかという試行錯誤を最低100回しましたから、その分スキルは蓄積されたわけです。

そしてその回数楽しんだわけです。

この分野はスポーツと違ってやればやっただけノウハウが蓄積されて、作業速度も二次関数的に上昇していきます。ぜひ趣味として作曲をやり続けてください。

音楽は自己満でやるのが一番きもち良いはずなので、自分が歌って自分が聞くための音楽をやってみてください。

 

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