こんにちは。音楽プロデューサー1年生23歳のワキワキこと村脇優です。ワキワキと呼ばれた事は一度もありません!
さて、今回の記事の内容は「シンガーあるある」です!
「シンガーあるある」を書きたいだけ書いた後、音楽プロデューサー目線でどうあるべきか、私がプロデュースするシンガーだったらどうして欲しいかを書かせていただこうと思いいます。
それではスタートです!
目次
シンガーたちのSNSの特徴5選
プロフィールに「シンガー」って書きがち
シンガーが出演しているライブは、出たい旨を主催者に伝えれば誰でもすぐに出演できます。そのライブに一度でも出演したらシンガーです。シンガーさんそしてファンの方々は、どれほど簡単に「シンガー」が名乗れてしまうのかを理解しておく必要があります。
トプ画は「ライブの他撮り」or「自前のアー写」
SNS上での第一印象であるトップ画像。よく用いられるのはライブ出演時に共演者の方やお客さんに撮影してもらった「自分の歌っている画像」です。また、街角などで撮影した簡易的な写真を「公式アーティスト写真」とし、それをトップ画像に用いるのもよくある手法です。プロのアーティストは、プロの現場で撮影してプロが編集した画像を使っていますから、クオリティの差は一目瞭然です。シンガーさん達もできるだけクオリティの高い写真を使って第一印象をよくする努力をするべきです。
固定ツイートはカラオケ動画
プロのアーティスト達が決してSNSの固定ツイートにしない内容。それが「カラオケ動画」です。その理由はただ一つ。ネガティブキャンペーンだから。プロの音楽家は音楽でご飯を食べている人です。カラオケで歌う動画をアップするよりも、スタジオ録音の音源とプロモーション映像をセットで配信する方がよっぽど効果的です。それを知っている人はきっと固定ツイートにカラオケ動画を貼り付けはしないでしょう。プロ意識の有無を判断できますね。
自分の名前ローマ字にしがち
よく目にするローマ字のアーティスト名はオシャレですが、賛否両論あります。私はあえて本名のフルネームで活動をしています。主観になりますが、「村脇」の苗字が珍しく「ワキ」の発音が面白いからです。本質は覚えやすさ、浸透しやすさ、インパクトなどの部分に属すると私は考えています。オシャレさは後で考えましょう。有名アーティストの真似をして何も考えずにローマ字にするのはナンセンスです。
シンガーたちの楽屋での様子3選
楽屋に向かう通路でドヤ顔しがち
幼い頃、「関係者以外立ち入り禁止」の向こう側に行ってみたいと強く思った事ありませんかw?。私はありますw。しかも楽屋ってそういう場所の中でも、本当に関係者しか入れないイメージですよね。だから、そこにいる自分すごくね?ってなってしまうのもわかるんですが、上にも書いたように誰でも簡単に出られるライブな訳ですから、粛々といた方がTPOをわきまえていると言えます。
無駄に礼儀正しくしがち
日本国において礼儀ほど重んじられている事は、他になかなか見当たりません。礼儀正しさで貰える仕事が増える事は簡単に想像がつきます。その礼儀も行きすぎると、迷惑に感じてしまう人も中にはいるという事です。またまたコレもTPOですね。
自分より人気のある「シンガー」にごますりがち
掘り下げたライブ事情にはなってしまいますが、ライブというのはほぼコネで出演が決定しています。そのコネとその人自身の付加価値によってライブに出られるかどうかが決まるのです。例えば、「誰でも出られるライブ」にスペシャルゲストで”少し知られた人”が呼ばれたとしたら、その人は”少し知られた人”同士の繋がりがあるわけです。その繋がりの中に自分も入れば、今より多くの人に知られる機会が増えるわけです。そのチャンスを逃すまいと、ここぞとばかりにごますりごますりでよく思われようと、覚えてもらおうとします。こが現状です。そうやって少しずつコネを作って、人と人との繋がりでライブにたくさん出て成長していく。そのやり方が普通だと考えている人がたくさんいます。しかし、同じことをプロのアーティスト達はやっているでしょうか。自分はどうすべきかもう一度考え直す必要がありそうです。
ライブ中の様子5選
どんなに短いステージでも水のみがち
個人差はあります!わかってます!それでも言わせてください!水飲むほど歌ってなくね!
すみません、取り乱しました。いつでもありのままでいたい気持ちと建前の必要性とがぶつかり、ありのままが勝ちました。
水を飲むのはプロのアーティストがライブでやってるから。それを真似しているよにしか見えないんです。個人差はあると思うんですが、駆け出しシンガーさん達に言いたいのは、「20分のステージで水飲んでたら、プロになれへんで。もっと過酷やで。」ってこと!
歌いながらフラフラしがち
駆け出しシンガーさんのライブを見にいくと、いつも「プロのライブをみたことないのかな?」と思ってしまう瞬間があります。ステージ上でフラフラしながらうたを歌うのです。緊張しているとは言え、フラフラしていると上手なお歌が入ってきませんよ!ビシッと立って、時には音楽に乗って、堂々とする。それが第一歩です。歌のことはその先で考えてください。
「カラオケ」のことを「カバー」と言いがち
カバーとは、ポピュラー音楽の分野で、他人が発表した曲を歌唱・演奏して発表することである。(出典:Wikipedia-2018.10.30)
カラオケとは、歌唱またはメロディパート(主旋律)を担う楽器を演奏する際に、事前に制作された伴奏を再生し合唱・合奏や演奏する行為をいう。(出典:Wikipedia-2018.10.30)
まとめると、
カバー:演奏も歌唱もし直す。
カラオケ:もともとあるオケに歌唱だけし直す。
シンガーさん達のライブハウスでの行為は後者です。
「I LOVE YOU / クリス・ハート」歌いがち
わかる人はわかるあるあるですね。気持ちよく歌える歌ですよね。わかります。自分の歌やないんやぞ。
自分の出番の終わりのMCでおきまりの言葉
「ありがとうございます!」
「この後も、まだまだ素晴らしいアーティストさん達、出てきます!」
「最後まで楽しんでいってください!」
コレもわかる人にはわかるあるある。
演奏後の交流時や物販時の様子
演奏時間<物販時間
私の周りだけかもしれませんが、演奏時間よりも物販の交流時間の方が価値のあるものとして捉えられている気がします。お客さんにも出演者さんにも言えることです。礼儀や人柄も大切ですが、一番大切なのは音楽です。大前提の音楽が欠如した礼儀など会ってないようなものです。
プロデューサー目線の意見
本題はここからといっても過言ではありません。私は駆け出しではありますが、本業が音楽プロデューサーのプロの音楽家です。その誇りと威厳をかけて記します。もちろん自分よりも偉大な人がたくさんいることをわきまえていますし、恐れ多いと大いに感じています。その上で呼んでください。逆に、まだ駆け出しのシンガーさんに近い立場として、売れる手助けをしたいという気持ちでいっぱいです。批判をしたい訳ではありません。愛と感謝のもと、意見を述べています。
SNSの使い方は慎重かつ活発に。
昨今でSNSというのは非常に需要な役割を果たすコンテンツになりましたね。SNSで知り合った2人が結婚するというケースも珍しくないほどです。ネット上の注目度がニュースで取り上げられる時代ですから、シンガーやアーティストがそれを利用しない手はありません。しかし、使い方を一歩間違えれば気づかぬうちにマイナスイメージを与えるネガティヴキャンペーンをしてしまっているかもしれません。そこで私が提案するのは「慎重かつ活発」という理念でのSNS運営です。目的を設定し、成果を効率的に得るにはどの方法を取るのが良いかを考え、ガイドラインを作成します。ガイドラインに沿った運営を活発に行うことでネガキャンを防ぐことに繋がります。かなりビジネス的な考え方ですが、資本主義経済の国では必要な理念です。ぜひ実践してください。
コネだけでも、実力だけでもダメ。
文武両道は学生をやっていれば一度は耳にしたことがあると思います。音楽の世界でも、その他の世界でも大切にすべき思想です。
私たち人間の営みにおいて最も大切なことの一つが人と人との繋がりです。その証拠に、”人が多く集まるところに人は集まる修正は、どの国・どの地域においても共通している”ということを示しておきます。
音楽の世界でコネクションはとても大切です。今この瞬間もあなたの人生を変える出会いがそこら中に転がっています。しかしほとんどの人がそのチャンスを見逃しています。繋がりがあればそのチャンスを掴める可能性が大きく上がります。
もう一つ大切なことは実力主義です。どんなに人見知りな性格でも、とてつもなくずば抜けた実力を持った人は勝手に世に出て行きます。素晴らしいものを見た人は誰かに共有したくなるものなのです。観光地も同じ仕組みです。
しかし、私たちは平凡な人間です。努力なしでは実力をつけることはできません。ごく稀に、例外として実力がずば抜けた人が出現します。あなたはそのずば抜けた人でしょうか。私は間違いなく、平凡な人間です。だから、実力を身につけるために努力をしました。今も継続して努力しています。
具体的な話を例にあげて見ましょう。レコード会社の社長に気に入られてデビューできるようになったとします。その時にあなたの実力がプロのレベルに達していなかったら、デビューしたその先には何が待っているでしょうか。きっと、売れ残ったCDと世間から批判を深く胸に刻むことになるでしょう。逆に実力だけでもうまくいく見込みは低いでしょう。デビューできても人間関係がどれほど大切かを理解していなければ次の曲はリリースできないかもしれません。プロモーションもそれほど資金をかけてもらえず、人すれずデビューして人知れず消えていくことになります。一発屋なり損ねです。
だから私は、コネも実力も必要だと強く言及します。
この考え方がしっかり染みつけば、いつ実力を示せばいいのか、いつゴマをすればいいのかを見極めることができます。バランスが大切です。
本質を見極めろ。
ボイストレーニングに通ってるから歌が上手くなるのではありません。歌を練習しているから歌が上手くなるのです。ボイトレスクールに月謝を払えば通えますが、練習をサボったら上達はしませんよね。本質は「練習する」というところに在ります。
音楽活動というのは誰でも簡単に始められます。「プロを目指している」のか「趣味でやっている」のかとても曖昧なところです。私が今まで会ってきたシンガーさんはその間の「プロを目指していると言っているが、やっていることは趣味の域を脱していない」という人ばかりでした。心のどこかで「自分ではプロにはなれない」と思ってしまっているのでしょう。どこか受動的な考え方で、いつか誰かがと思っています。”いつか”はずっとやってこないのです。それを知らずに、それに気づかずにいるのであれば、「プロを目指している」ことにはなりません。好きなことで生きていきたいのであれば、本気になる以外の成功法は存在しません。好きなことで生きたいけれど、「どうせ売れないだろう」と思って活動するということは、トレーニングジムに高いお金を払って通い、筋トレをサボっているようなものです。本当に本気で心の底からプロになりたいと願うのなら、寝食を忘れて没頭するはずです。何をどうすればいいのか熟考するはずです。もしあなたがそれほどストイックになれないと思ったなら、それはあなたの好きなことではない可能性が高いです。そうではないと思うのなら、ストイックになれないのなら、自分が「本当は売れようと思っていない」ことに気づき、根本から変わる必要があります。
まとめ
私は、日本の音楽を活発にしたいという欲求がいつの間にか芽生えていました。たかが男一人ですが、いつの時代も一人の男が大きなことを成し遂げて時代は進んできたのです。この時代の主人公は私だと奮い立たせて常に努力することを忘れずにいたいですね!
長い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。