Mirror

詩曲:村脇優

快哉を叫びたくなるような時が流れていた
曖昧なことも許せるようになってた

中立的な角度から切り返してからは
流れるようにここまで来られたんだ

西の空に隠れた日を見てから
振り向いた東の空にはmirror

月明かりの差す鏡の
中にある悉皆(しっかい:全て)を
今直ぐに手入れ手入れ手入れて
有耶無耶にして隠してしまいたいや
奥の宙ぶらりんの
根元が変っちゃいない
一端の奴に成れた気でいただけだった

折れた翼が治るのを
待ってなんかいらんないのよ

千切かけた紐のように踊れ
地団駄踏んで居続けるよ窓辺
また歩き始めようよ門出
繰り返しばかりのmirror

月明かりの差す鏡の
中にある悉皆(しっかい:全て)を
今直ぐに手入れ手入れ手入れて
有耶無耶にして隠してしまいたいや
奥の宙ぶらりんの
根元が変っちゃいない
一端の奴に成れた気でいただけだった

髪飾りの弾く光の
微熱でさえも
今直ぐに手入れ手入れ手入れて
有耶無耶な中でごまかし続けるの?
奥のずっとその奥の
本当の声に
耳を傾けたって別に壊れやしないだろう

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