詩曲:村脇優
自分の中に無いもの
外の世界から取り入れ
娯楽の中で麻痺した
盲目の乾燥人間に
よっぽど感情の奥を
揺さぶりかき乱すような
激情の感覚を
生み出す天命に
網の中で泳いでる
その外側でまだ騒いでる
息ができない空気に
触れたらすぐに火傷
掌が赤くなるほど
絞りきった布切れから
ようやく搾取された
一滴さえ空振りだった
ドーナツ
繰り返しの毎日のせいで
気づけずにこの現世は過ぎて行く零時
ドーナツ
もう来世が来なければなんて
話していても
輪の中の戯言に過ぎないね
意味ないね
広大に見える宇宙
シャボン玉のサイズで見てるかも
他の目線に立ったら
意味や意義なんて無かった
どっかの誰かにとって
都合のいいことや
ずっとどっか遠くの
街の事情は
知らないまま生きたって
知ってるから得だって
きっとこの先いつか
使い道がくるさって
まるで ドーナツ
繰り返しの毎日のせいで
気づけずにこの現世は過ぎて行く零時
ドーナツ
もう来世が来なければなんて
話していても
輪の中の戯言に過ぎないね
意味ないね
まるでドーナツ
繰り返しの毎日のせいで
気づけずにこの現世は過ぎて行く零時
ドーナツ
もう来世が来なければなんて
話していても
輪の中の戯言に過ぎないね
意味ないね