音楽家の村脇です。
今回は
ファンの増やし方
をテーマにお話ししていきます。図解でわかりやすくシンプルにして、誰でも真似をすればファンが増えるような仕組みを考案しました。ぜひ最後まで読んでください!
目次
ファンが増える手順
この図をご覧ください。したから順にファンになる可能性のある人がファンになるために経る過程を示した物です。下から解説していきます。
初見者
初めてあなたを見る人たちのことです。不特定多数に向けたライブにてあなたが音楽を披露する場合、相手は「初見者」になるわけです。ストリートライブやフリーイベントなどのライブスペースでのパフォーマンスは「初見者」にいかに興味を持ってもらえるかを考えて構成を組みましょう。
フォロワー
SNSなどをフォローしてくれている人たちのことです。あなたに興味を持った「初見者」はSNSアカウントをフォローしてくれます。あなたも「初見者」に対してフォロワーになってもらえるようなアプローチをするようにしましょう。
リスナー
ラジオ番組やライブ配信、動画配信などの視聴者のことです。SNSでさらにあなたに興味を持った人は人がリスナーになります。フォロワーがリスナーになるようなSNS上での活動をするようにしましょう。
ライブ参加者
お金のかかるライブを開催しても来てくれる人たちのことを「ライブ参加者」と言います。フォロワーよりもリスナーよりもよりあなたに興味を持った人です。SNS上やラジオ、映像から実際にあって体験したいと思わせることでこの層が生まれます。ライブに参加してもらった時点でマネタイズが始まります。ここのそうを増やすことで音楽で食べていけるようになります。
ファン
ファンクラブに入会してくれている人のことを指します。ライブにお得に参加できたり限定グッズが手に入ったりするサービスを提供する代わりに、お金という対価をもらいます。またファンはほとんどの場合ライブに参加してくれます。この層を増やすことでマネタイズの安定かにつながります。より活動の可能性を広げるための資金づくりはこの層を増やすことで可能になります。
目的ごとに活動を区分する(最重要!!)
今回は初見者がファンになるためのピラミッドを示しました。初見者は多くいますが、その中からファンになり得るのはほんの一握りです。なるべく初見者を増やし、確かな導線を敷くことで初見者をファンにできるよう努力しましょう。
ではどのような行動が、初見者をファンに帰るのでしょうか。
それは「目的ごとに活動を区分する」ことで可能になります。
まず初めに「初見者の多くいる場所でのライブ」に関して説明します。商業施設でのライブやフリーイベントでのライブです。このようなライブをお客さんが無料で観覧できる点から「フリーライブ」と呼びます。初見者の目に止まるために、このようなフリーライブにたくさん出演するようにしましょう。そして、「初見者の多くいる場所でのライブ」の次のステップは「フォロワー」になってもらうことです。SNSのフォロワーとして活動を見てもらうために、初見者にはフリーライブ中に「初見ライブ」では次のステップに誘導するための作戦を立てなければなりません。ライブ中にMCで次のステップに繋がるようなことを話します。SNSへと繋がる情報を簡単に伝えられるようなチラシをあらかじめ作っておいて、なるべく多くの初見者に配るようにしましょう。
次のステップです。次のステップはSNSでの活動です。SNS上ではなるべくフォロワーにとって有益な情報を発信するようにしましょう。よっぽど有名人でもない限り、日頃楽しかったことや辛かったことの呟きはほとんどの場合フォロワーは興味がありません。フォロワーから見て「アーティストは一般人とは考えることも発言することも一味違うな」と思わせる必要があります。そこが魅力になりえるからです。周りと同じことをしてはダメです。自分だけの考え方や、自分にしかできないコンテンツを生み出していきましょう。また次のステップへの誘導も忘れず行いましょう。次のステップは「リスナー」になってもらうことです。ラジオ番組を持っていない場合は、自分でライブ配信をしたり定期的に動画を投稿するようにし、それらの視聴者になってもらいましょう。そのための宣伝をSNSでするのです。どのようにしたら視聴できるのか、視聴するとどのようなサービスを受けられるのかを考えて次のコンテンツづくりと導線の配備をしましょう。
ここまででかなり「初見者」からは離れた人たちが集まっていることと思います。ここからがファンにグッと近づけるための大切なセクションとなります。
ラジオ番組や自分の動画やライブ配信などのコンテンツでは「ライブ参加者」を募ることを目的として活動しましょう。視聴者に対して「実際にあってあなたのコンテンツを体験したい」と思わせる必要があります。そう思わせることができるラジオ放送やライブ配信や動画を生み出せたら、必ずイベントの告知をしましょう。どこで会えるのかを示すのです。これが次のステップへの導線となります。
最後のステップです。「初見者」が「フォロワー」になり「視聴者」としてあなたを応援し始め、「ライブ参加者」としてライブに来てくれました。あとはこれを継続するだけです。ライブ参加者が次のライブも来てくれるようなコンテンツを作りましょう。継続することでライブ参加者が得することです。ここで「ファンクラブ」の存在を示すのです。ファンクラブに入会すると「ライブ参加費用が半分になる」とか「限定グッズが買える」とか、得点を準備するのです。このようにして「ライブ参加者」を確実な「ファン」へと買えるのです。ファンになろうとするライブ参加者は継続して応援することを心に決めてファンクラブに入会します。これが継続して応援してもらえる仕組みになります。
このように「目的ごとに活動を区分し」それぞれのセクションで的確な行動をとることで確実にファンを増やすことができます。
ジャニーズのやり方
このやり方はジャニーズ事務所が行っている王道のやり方です。またAKBグループも同様です。
現代の音楽興行収入の源はライブです。ライブでどれだけ収益が上げられるかでミュージシャンが売れているのか売れていないのかを判断しています。
ライブで収益が上がるかどうかはファンクラブの人数で決まると言っても過言ではありません。ファンクラブではライブ動員数を管理することができるのです。消費者は常に少しでも得をしたいと考えますから、ファンクラブに入っているからにはライブは参加したいと考えます。ライブに参加しなかったらファンクラブに入っている意味がありませんから。だからファンクラブは動員数の指標となるのです。
大手がやっているやり方を、個人レベルの小規模まで絞って落とし込んだのか今回の記事の内容です。
この主旨が伝わった人は間違いなく行動を起こしてファンを増やすことをは字めるでしょう。
まとめ
行動することが大切です。この記事を読むことは誰にだってできます。本物の芸術家としてのミュージシャンになりたいのであれば行動あるのみです。
常にこの図を頭に描きながら行動することで必ず結果につながります。ぜひ覚えてファンを増やしてください。