CDを渡して「聞いてください!」はもうやめようや。

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CDを渡して「聞いてください!」はもうやめようや。

自分の音源を聞いてもらいたい歌い手やシンガーソングライターが、聞いてもらうために取る手段として、「布ジャケ入りSNS垢手書き白CD」を渡すという文化があります。これは私の界隈の話だけではないはずです。

この間違いを正しましょう。そしてより音源を聞いてもらえるように手段を考え直し、行動しましょう。

今回は間違っている部分とその理由、どうあるべきかを説明します。

結論:WEB上ににアップロードしてくれ

「よかったら音源聞いてください!」とCDをいただくことが稀にあります。私は音楽を制作する立場の人間ですから、再生環境は当然持っていますので聞きます(その場合はわかりやすく、よ良いと思ったら連絡しますし、悪ければ連絡しません)。ですがそもそも、CD再生環境を持っている人がほとんどだった時代はとうの昔に過ぎ去ってしまったことは無視して良い訳はありません。特に「SNSネイティブ」と呼ばれる世代でCD再生環境を持っている若者はよっぽど少ないのではないでしょうか。仮に持っていたとしてもCD自体を再生して楽しむのではなく、別の端末に移し変えて再生することでしょう。最近では自動車でもCDデッキがないものもあります。若者はそもそも車を持っていませんしね。こういった理由から、CDを渡すということはもう死語ならぬ死行動と理解する必要があります。

ではどうするべきかですよね。

この答えが「SNSネイティブ」に隠れています。現代社会にしっかりと定着しているSNSという便利なものがあります。それをうまく使うのです。次のように行動を見直しましょう。

  • ネット上に音源をアップロードする。
  • アップロード先のURLを自分のSNSに掲載する。
  • SNSを交換する。
  • アップロード先のURLをQRコードに変換し名刺に印刷して手渡す。

これでコストも幅にダウンできますし、名刺も交換できてしまいます。そして手元にあるスマホですぐさま再生してもらえます。これはCDよりもよっぽど音源を聞いてもらえるチャンスが増えると予想できます。

古い考えにとらわれるな

こんなことは少し考えればすぐに思いつくでしょう。ではなぜCDを渡して「聞いてください」がなくならないのでしょうか。

原因は「怠惰による思考停止」です。

「SNSネイティブ」などの出現による現代の強固なIT化に日本国民は確実に気づいています。それでもCDを配るというのは明らかに思考が停止しています。今まであった方法で、自分が知っているやり方で、目上の人がやっていたからという理由でCDを配っているのであれば愚かとしか言いようがありません。CDを配る相手は、「”CD”ないの?」と聞いてきた人に対してのみで大丈夫です。その質問を投げかけてくる人はいつもCDで音源を再生している人です。それ以外はネット上にある音源にアクセする方法を配りましょう。

ネット上にある音源は一種の知的財産です。ほおっておくだけで常にチャンスとして無償で働き続けてくれます。それに対してCDの中の音源は誰かの手に渡り再生してもらって初めてチャンスになります。この差は歴然ですね。どちらが良いのかをしっかり自分の頭で考えて行動しましょう。

意識改革

私は寛容なのでいただいたCDは聞くようにしていますし、内容がよければ連絡してより中を深めることに努めています。しかしながら、CDを渡してくるような人は「怠惰による思考停止」を起こしている人ですから相手にしなくても良いとも言えます。自分の頭でしっかり考えて行動している人はこの記事のような効果的な手段を思いつきますし、思いつかないにしてもそれこそネットで検索して情報を手にしています。

あ、「自分の頭でしっかり考える方法」は検索しなくても大丈夫ですよ。

意識改革です。意識をほんの少し変えるだけでその答えは見えてきます。常に本質を見抜こうとすることで全ての意識は変化し始めます。CDを渡してしまう人は本質が見えてないのです。「CDを渡すこと」が達成になってしまっていますが、本質は「音源を聞いてもらうこと」です。この少しのずれを生活の全てで修正していけば良いのです。

まとめ:本質を見抜こう

最後の方は自己啓発本みたいになってしまいましたねw。すみませんw。自分もCDを手渡していたことがありました。その時の自分に耳打ちしてあげたいです。名刺がわりにCDを渡すなんて古いですよね。名刺に音源の在りかが記してある方がよっぽど時代にあってますよね。

 

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