【StudioOne攻略】S1は無料版でもいろいろできちゃう!

音楽クリエイターの村脇優です。

今回のテーマは[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#f3f3f3″ bordercolor=”” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″ myclass=””]【StudioOne攻略】S1は無料版でもいろいろできちゃう![/st-marumozi]です!

StudioOneにはプロフェッショナル、アーティスト、プライムの3つのグレードがあります。今回は無料版のプライムに注目してみようと思います。無料版ですがいろんなことができます。もちろん製品版とは違い制限も多々ありますが、それでも無料でここまで使えるのはなかなか太っ腹だと思うので紹介していきます。

是非最後までお楽しみください!

目次

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StudioOne無料版のすごいところ

StudioOne無料版は↑の画像をクリック!

トラック数無制限

StudioOnePrimeの特徴ですぐさま思い浮かぶのが、トラックの制限がないことです。

無限にトラックを追加して、無限に音を重ねていくことができます。

無料版でトラック数無制限のDAWは数えるほどしかありません。

 

使用期間無制限

無料版というと製品を買って欲しいがためのお試し期間的なものがあるのが普通なところ、なんとStudioOnePrimeは期限が無制限なのです。

誰にでもDAWを使う機会を持って欲しいという気持ちからなのか、機能を制限することで驚きの無料で無制限を実現しています。

 

普通に使える音源がついてくる

StudioOnePrimeには「Presence」なるソフト音源が付属しています。

こちらに収録されている音色は数百です。

数えるの面倒くさいです。

それぐらい入っています。

ドラム、ベース、ギター、ピアノ、パーカッション、オルガン、金管、木管、シンセなどなどとにかく一通り揃っています。

 

Win/Mac両方対応

最近では割と当たり前になってきましたが、これって結構重要です。

StudioOnePrimeは主流のOSどちらもしっかり抑えています。

 

基本的なエフェクトが9個ついてくる

  1. Ampire
  2. Beat Delay
  3. Channel Strip
  4. Chorus
  5. Flanger
  6. Input Filter
  7. MixVerb™
  8. Phaser
  9. RedlightDist™

こんなについてきます。

特に入ってて欲しいのは

  • コンプ
  • EQ
  • リバーブ
  • ディレイ

の4つですが、しっかり抑えられています。

コンプ、EQ

コンプとEQは「Channel Strip」にまとめて入っています。

それぞれ設定できる数値が限定的ですが、初心者にとってはとってもわかりやすい使用だと思います。

特にコンプは主に2つしかつまみがないので繊細な調整は難しいですが、コンプがどんなものなのかを理解するには十分な機能だと思います。

EQに関してざっくり3バンド帯域での調節が可能ですし、こちらも初心者にとっては理解するには十分な使用だと思います。

 

リバーブ

リバーブは「Mixverb」が付属してきます。

こちらのリバーブもかなり使い物になる代物です。

初心者のかたはまずプリセットと一番右のMixつまみだけをいじったとしてもそれっぽいリバーブがかけられちゃいます。

 

ディレイ

ディレイは「Beat Delay」が付属してきます。

こちらも「Mixverb」同様、かなり使い勝手が良いです。

そのなの通りビート、つまるところ楽曲のテンポに同期してディレイをかけることが可能です。

リバーブと同じようにテンプレを選んでMixを調節するだけでも全然使えちゃいます。

リバーブとディレイを組み合わせれば、カラオケボックスにいるみたいなエフェクトにできたりしちゃったりしますね。

 

StudioOne無料版でできないこと

巷で流通しているようなクオリティにはできない

無料版の制限下では流通クオリティは正直難しいのが現実です。

細かい説明をすると長くなってしまうので、割愛しますが、とにかくハイクオリティな音楽制作はできないです。

ライトユーザーや、初心者向けのグレードだと認識するのが良いと思います。

 

外部プラグインが使えない

外部のVSTやAUが使えません。

というかそもそもVSTに対応していません。

使えるようにするためにはVSTを入れるためのプラグインを別途で購入する必要があります。

無料で使うのならうちの製品だけにしてよね〜とメーカーがぶつぶつ言っている気がします。

これができちゃったら儲からなくなっちゃいます。

 

mp3出力ができない

StudioOnePrimeはmp3で書き出せません。

今手元にPrimeを動かせるPCがないので確認で古い情報になってしまうのですが、StudioOne3Primeの時はできませんでした。

今はもしかしたらできるようになっているかもしれません。

StudioOneArtistもできなかったのですが、ver4からできるようになったみたいです。

 

mp3読み込みができない

読み込みは確実にできません!

カラオケ音源を入れて歌ってみたを収録してみたいな〜と思う人は、mp3をwavにエンコードしてから取り込まなければいけません。

ちょっと手間ですね。

 

ピッチ補正ができない

StudioOneは有名なピッチ補正ソフトMelodyneが付属してくることで有名ですが、Primeにはもちろんついてきません。

それに外部プラグインを入れられませんので、ピッチ補正ソフトを追加することができないのです。

どうあがいてもピッチ補正はできないようになっています。

 

マスタリングができない

普通のDAWはできないです。

StudioOneは特殊で、プロフェッショナル版だけDDPマスターを作成することができます。

StudioOnePrimeではその機能は制限されています。

 

映像から音を抜き出せない

プロフェッショナル版では映像を読み込んで、その音声だけを編集する機能が備わっています。

例に漏れずStudiOnePrimeではその機能は制限されています。

そもそも映像を読み込むシステムがありません。

 

まとめ

StudiOnePrime(無料版)でできないことを上げてみようと思ったのですが、結構少ないです。

正直プロと同等の音を作れる可能性があるかと問われたら、難しいとしか答えられないくらいの結構な制限がされているのですが、初心者が使う分には十分な機能が搭載されていると言えます。

私もまずはPrimeをWinノートにぶちこんで楽曲制作をやり始めました。

次第にできることが増えて、機能をフルで使えるようになったので、Artistを導入し同様に使えるようになったので、Professionalにグレードアップしました。

まんまとメーカーの餌食になった身です。

私のようなヘビーユーザーにとっては正直使い物になりませんが、DAWを触ったことがない方や音楽制作に興味のある方、音楽のアナログ方面の方などが、DTMがどのようなものなのかを気軽に試せるポイントにおいてはかなりおすすめできるDAWです。

 

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