当たり前だけど意外とできてないことってありませんか?
例えば、年収をあげたいから資格の勉強をして昇格しようと思っても、休日を返上して資格の勉強ってなかなかできないよね〜的なことです。
今回はそんな当たり前だけど意外とできていない歌のことを発信します。
1回の歌唱で意識する箇所を増やそう!
目次
意識できる箇所の数=歌唱力
ビブラートを意識して歌ってたら、ピッチが不安定に!
次はピッチを気をつけるぞ!あとビブラートも!
今度はリズムが走りまくりだ……
こんな経験ありませんかねぇ。私はこればっかりでした。しかし!今回提案する練習法をやって、繰り返し繰り返し練習したらなんとか人様に聞かせられるほどにはなりました!
1つ意識するともう1つはぶっ飛んでしまう。それってきっと、無意識にできてればわざわざ意識しなくて住むんじゃない?と思ったのがこの練習を思いついたきっかけです。
自分の持っている「意識すればできるスキル」を「無意識にできるスキル」に変えてしまえばいいのです!
ただ、道のりは簡単ではありません!
リストアップ
まずは「意識すればできるスキル」を書き出してみましょう。この練習を初めてばかりの頃に戻って私のリストを晒してみます。
- 低い音程でのビブラートは得意だけど、高い音程では意識しないとできない
- 上下に激しく動く曲は意識すればピッチがずれない
- 意識すれば走らずに、タメで遊べる
- 意識すればしゃくりを消したりわざと大きくしたりできる
などなどこんなところです。大事なのは「できること」を書くことです!できないことは書かないように!自分はこんなにできないのかと思うとモチベーションが下がって練習する気すら起きなくなります!
練習方法
この練習は本当に地道な作業になります。結果として出始めるのが随分先になるかもしれませんが、確実に実力になります。プロの歌手になりたいのであれば、それぐらいは覚悟しましょう!ただし、2時間集中してやればその前後では明らかにテクニックに対する理解が深まっているでしょう!
1つずつ無意識化していくスタンス
一度に何個もやろうとするからできないんだ!
いやいや、村脇さんよ。さっきと言ってることが違うやないかい。と思いましたね?
初めは皆初心者です。初めから全てをクリアしようとすると、効率悪くなりがちやん?だから1つ1つやってこうや。
とにかく細かく区切ってやろう
具体的な練習方法はここからです!
- 1曲をフルサイズで歌って練習するのはナンセンス。短く区切って練習しよう!
- Aメロに1つだけ課題を儲ける。私だったら上下の激しい曲を選んでピッチを気をつけます。
- Aメロで自分の課題をクリアするまでなんども練習する。クリアした状態とは、無意識にできるようになった状態のこと!
- 次は同じ課題でBメロに進む。③と同じことをする。
- 1つの課題で1曲を歌えるようにする。
- その頃には無意識に1つ目の課題をクリアできているように頑張ろう!
- この段階で1つ目の課題はもう無意識にできているわけだから、2つ目の課題を儲けても、それは1つだけしか課題を儲けていないことになる。
- 2つ目の課題を1つ目の課題と同じようにクリアしていく。
この練習って結構当たり前のことを言っているようでけど、一番効果があるんですよ。やってみて!時間のめあすは1つの課題につき二時間。長いと思うか短いと思うかはあなたのやる気次第ですね!
まとめ
今回は1回の歌唱で意識できる箇所を増やすにはどうすればいいのかを提案しました。では要点チェックです。
<要点チェック>
- 意識できる箇所を増やすということは、歌唱力が上がるということ。
- 意識すれば”できること”をリストアップして、モチベーションキープ。
- 当たり前だけど効果のある練習を地道にやっていこう!
「お前、偉そうに語ってるけど何者なん?!」って人は実話語りシリーズ「独学の告白」をお読みくださいな。時間のない方はこちらのプロフィールをどうぞ。