どうも!音楽Pのワキワキこと村脇優です!
今回の記事はカラオケヒーローを脱出するための内容を提案しています!
気軽に読んでみてくださいな!
目次
カラオケヒーローとは
カラオケヒーロの特徴
- 歌が好き。
- ライブ活動を行なっている。
- ツイッターはインスタなどのプロフィールにシンガーと書いてある。
- 本人の知人数人から歌が上手いと評価を得ている。
- ボイトレに通っていたりもする。
- 基礎ができていないのに発展の練習ばかりしている。
- 実際はカラオケでちやほやされるレベルの歌唱力しかない。
- しかしそのことに気づいていない。
こんな所です。若干ディスってるのはヒップホップに憧れているからです。あなたもカラオケヒーローなってしまっていませんか。いやそれ以前の人もいるかもしれません。それならそれでいいんです。純粋なカラオケ好きなカラオケヒーローなら大好きです。しかし、自称シンガーでライブ活動をしていて人前に立っているのにカラオケレベルの人を見ると、「恥ずかしくないのかな」と思ってしまうのです。
でも大丈夫!カラオケヒーローかもしれないと自分で気づくことができたのなら、あとはもっと練習をするだけ!私もカラオケヒーローの時期がありました!思い出すと恥ずかしい!
カラオケヒーローからの脱出方法
カラオケヒーローの特徴として「基礎ができていないのに発展の練習ばかりしている。」というものをあげました。その基礎の部分と発展の部分がなんなのかをみていきましょう。参考にするのはカラオケの精密採点などのの加点項目に出てきそうなものです。
発展
まずは、カラオケヒーローが練習しまくってしまっている発展の内容をみていきましょう。次のようなものがあげられます。細密採点の加点項目が該当します。
- ビブラート
- しゃくり
- フォール
- こぶし
これらのテクニックが上手にできるのは確かに”歌が上手い”と言えます。しかし、前提としてある、”基礎の部分ができている”というのを差し引いてしまっては、そうは言えないのではないでしょうか。基礎ができてこその発展です。基礎が無い家はすぐにボロが出て崩れてしまう欠陥住宅です。
基礎
本当に練習すべきは基礎です。基礎の内容は練習していてもつまらないので、発展の練習をしてしまいがちです。しかし、本当に歌が上手くなってプロの域まで達したい!音楽の世界で羽ばたきた!と思っているボーカリスト、シンガーの方々は必ず基礎の練習を最も力を入れてやるべきです。
- 音程(ピッチ)
- リズム
- 発声(これは採点されないよっ)
カラオケでは音程の正確さとリズムが走ってるか溜められているているかの二つを判断しています。発声方法までをあの安い音響システムで解析するのは難しいでしょう。一番大切な発声の良し悪しをカラオケの機械は判断してくれません。自分で録音した音声を繰り返し聞いて、良し悪しを判断する必要があります。
カラオケの「精密採点」に踊らされるな!
カラオケの精密採点で90点代が出たからと言って、決してプロレベルであるとは言えません。それは上にも書いたように、安い音響機械が判断できる部分だけで採点しているからです。趣味でカラオケの精密採点で点数を出したい人はカラオケヒーローを目指していただいて構いません。しかし、音楽で生計を立てていきたい場合は、カラオケの精密採点の点数は自分をアピールする要素にはなり得ないのです。プロの歌手がテレビでカラオケの点数の話で盛り上がっている場面など見たことがありません。盛り上がるとすれば、「宇多田ヒカルはカラオケが下手」くらいのおふざけの内容です。
基礎練習のススメ
基本的に私がオススメする練習は全て反復練習です。私がブログで教えられる練習の中に1発で上手くなる方法はありません。2段階での提案をします。
第1段階:自分の声を研究する
まずはあなたの個性そのも、もともとある声をどう活かすかを考えてください。もしかしたら、どのアーティストにも真似ができない素晴らしい声しつを持っているかもしれません。しかし、その活かし方を考えず、精密採点の発展の練習をしていてはプロには一生なれないでしょう。まずは、どのような発声の仕方が一番心地が良いのかを研究しましょう。あなたの声質の研究が必要です。自分の声の最高音質を見つけ理解しましょう。オススメの練習方法は以下の通りです。実際に私が現場で教えている内容です。
- 課題曲を決める(一番得意な曲)。
- 課題曲をフレーズを区切って録音していく。
- 録音をチェクする。
- 上手いかどうかではなく、楽器として考えたらいい音かどうかを判断する。
- 変化をくわえながら何パターンも録音して聞くを繰り返す。
- 1つ目のフレーズができたら次のフレーズへ。
- ②〜⑥を繰り返す。
細かく区切って録音することで、一度に集中しなければ内容を少なくする効果がありあます。また、一番得意な曲を選ぶのは、楽しく練習するためです。私が根性理論が嫌いなので、好きなことで自分を伸ばす方法をオススメしています。いい音かどうかがわからない場合は「歌唱研究法」で何がいい音質なのかを理解しましょう。こちらの記事はプロの歌唱と自分の歌唱を比較して、自分の長短を知るという内容です。ぜひ合わせてお読みください。
第2段階:最高音質をコントロールする
次に自分の最高音質が出せるようになったら、その声を常にどの場面でも使えるようにしなければなりません。第1段階で自分の得意な音程、子音や母音などが次第にわかるようになってくると思います。もし分からなければ、周囲の人に聞いてみるか、「歌唱研究法」でプロの音源と比べてみましょう。また、分からない状態ではまだ第1ステップが完了したとは言えませんので、引き続き反復練習をオススメします。
- 自分の得意な音程や子音、母音を紙に書き出す。
- 苦手な音程の多い曲や、得意な曲のキーを苦手な音程に設定した曲を準備する。
- 苦手な子音や母音だけでフレーズごとに録音して練習していく。(第1段階の②〜⑥)
第2段階はシンプルです。要するに苦手を克服しましょうってことです。苦手な音が多い人は気が遠くなる作業のように感じられるでしょう。しかし、これが訓練です。これを超えられたものだけが本当に歌の上手い人になれるのです。私はやりました。今も続けています。
まとめ
歌の上手い人は、歌に長く接していた人です。しかも、歌のことにしっかり頭を使い、深く考えているのです。効率の良い訓練を長く継続してやることが、歌が上手くなる近道です。簡単に歌が上手くなる方法はありません。今回の記事で書いたことを、少しでもやってみようかなとおっていただけたら嬉しいです。ただ、少しやっただけでは成果は出ません。目安として20時間やってみてください。毎日1時間ずつで結構です。これを続けられたらあなたの歌い対する信念は本物といっていいでしょう。