【StudioOne攻略】S1のマルチティンバー機能「インストゥルメントチャンネル」を徹底解説

音楽クリエイターの村脇優です。

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是非最後までお楽しみください!

目次

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マルチティンバー機能とは

MIDI音源モジュール機器などで、ドラムとピアノとギターなど、複数の音色を同時に出せる事を言う。

ステージなどで使用する事を目的とした単体のシンセサイザーではそれほど重要視されないが、1台の音源モジュールで楽曲を完成させる形のDTMでは必須の機能であった。ただし、近年ではDAWをベースに多数のソフトシンセなどの音源を動作させる事も可能となったため、1台のシンセサイザーで複数の音色を出す必要性は下がっていると言える。

スペルは「マルチティンバー(Multi-Timbre)」と「マルチティンブラル(Multi-Timbral)」の両方が使用されているが日本語では「マルチティンバー」、英語では「Multi-Timbral」が優勢の模様である。「Timbre」はもともとフランス語であり、英語で音楽関連の用語として使われる場合は音色という意味で使用される。「Timbral」はそこから作られた形容詞である。

出典: g200kg(偏ったDTM用語辞典)

この説明よりわかりやすい説明ができませんでしたので、引用させていただきました。

マルチティンバー機能はかつてCPUの性能が低かった時代の産物です。

マルチティンバー機能を使用したところで、現代のPCにはさほど影響はないそうです。

以下のブログにてマルチティンバー機能によってCPU負荷にどれほど差が出るかが検証されています。

結果は”さほどない”です。

ロストテクノロジーと言ってしまっても良いかもしれません。

DAW LESSON
マルチティンバー音源はどう扱うべき!? 使いやすさやCPU負荷の違いを考えてみる。 | DAW LESSON 講師の鈴木(@dawlesson)です。 今回は普段と少し趣向を変えて「マルチティンバー音源の扱い方」をテーマに考えてみたいと思います。 先日レッスンでKONTAKTのマルチティ...

マルチティンバー機能の搭載された音源しか対応していない

例えばNativeInstrumentsのKONTAKTはマルチティンバー機能がありますが、同社のMASSIVEはありません。

イメージとしてはソフト音源には搭載されていて、ソフトシンセには搭載されていないイメージです。

ちなみに同社のBatteryにも搭載されていませんでした。

マルチティンバー機能を使いたい場面がある場合は、そもそも機能が搭載されているソフトを使用していなければなりません。

 

StudioOneのマルチティンバー機能の名は「インストゥルメントチャンネル」

StudioOneにおいてマルチティンバー機能を使用する場合は「インストゥルメントチャンネル」を用います。

トラックが表示される左側の空間で右クリックをすると↓のように表示されますので、「インストゥルメントトラックを追加」を選択します。

 

↓の画像のように「インストゥルメント出力」を選択します。この時にマルチティバー機能搭載音源を選択するようにしましょう。今回はKontaktを使用しました。

 

「インストゥルメント出力」にてマルチティバー音源が選択されると、その右に「インストゥルメントチャンネル」を選択できる窓が出現します。この窓チャンネルとKontaktで開いている音源のチャンネルを合わせます。

 

このように設定することでマルチティンバー機能を使用することができます。

トラックのところに出ている鍵盤のアイコンが3つともオレンジ色に点灯しています。

同時に点灯しているトラックがマルチにティンバーしている状態です。

そうすればマルチでティンバーですよね。

私も割とマルチにティンバーだと思いますはい。

 

メリット

序盤でロストテクノロジーだと言いましたが、音源を呼び出す手間を省くことに特化すればまだ使えそうです。

あとはちょっとはCPU負荷が軽くなりますから、本当に重くて重くて仕方がない人は最後の手段としてマルチティンバー機能を使ってみてはいかがでしょうか。

メリットはさほどありません。

ライブの時にDAWで音源を走らせて演奏するスタイルだったら、使えないこともないと思います。

今回のようにKontaktで3つ音源をスタンバイさせておいて、手元のスイッチで演奏する音源を切り替えられればサクサクと動いてくれるでしょう。

それくらいです。

 

デメリットが大きすぎて使えない

この機能の最大にして最悪のデメリットは「個別にエフェクトがかけられない」ことにあります。

個別でエフェクトがかけられないなら、別々のトラックに分けて楽器をセットした方がましすぎます。

高音域の楽器(ハイハットとか?)と中音域の楽器(ギターとか?)を一緒にセットしてしまったらそりゃもう大変ですよ。

EQくらいならなんとかなりますが、ギターを歪ませたくなったらどうするんですか。ってね!

 

だからこの機能は正直実用的ではないんです。

 

まとめ:ロストテクノロジー「マルチティンバー機能」

やはりロストテクノロジーでした。

マルチティンバー機能は覚えなくてもいいです。

テストに出ません。

 

もしマルチティンバー機能バリバリ使ってるよって事象があったら教えてください!

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